サウンドデザイナー連載 飛澤正人直伝 “魔法のMIXテクニック”まとめ

下記「アーティスト名」をクリックすると、音源の聴き比べページにジャンプします。
音源の聴き比べについては、「アーティストMIX」と「飛澤MIX」を聴くことができます。

第1回 2014年9月号



<40mP ボーカロイド>

バーチャルドラムのスネアに別の音源を貼付けてアタックを強調する。
キックを包み込むようなベースの処理
ボーカルのプラグイン処理とエフェクト
ボーカルのレベルオートメーション

第2回 2014年10月号



<NAOKI バンドサウンド>Naoki.jpg
「ミックスでどこまでグルーブを作り込めるか」

バーチャルドラムのベロシティをコントロールしてグルーブ感を出す
スネアのピッチを楽曲のキーと合わせる
チョッパーとノーマル奏法のトラックを分けてそれぞれに合った音作り
シンプルなバンドサウンドの中にボーカルをカッコ良く存在させる方法

第3回 2014年11月号

アカサコフ_Photo.jpg

<ニートP 生楽器+ボーカロイド>
 「絵を描くようにミックスする」

オールアコースティック楽器の配置を1枚の絵を描くように配置
アコギのフレットノイズをRX3で除去
ディレイ&リバーブを使った空間表現
生楽器の活かし方(EQ , COMP , エンハンサー)

第4回 2014年12月号



<SALTY DOG ラウドロックバンド>SALTY DOG.jpg
 「迫力とダイナミクスの両立」

ディストーションギターの“膜”を取り除くEQテクニック
ボーカルにコンプをかけたことにより失われたニュアンスをレベルオートメーションで取り戻す
波形編集やオートメーションを駆使して場面転換を作る

第5回 2015年1月号

のあちアイコン.jpeg
<のあち POP女性ボーカル>
 「ブレイクビーツを使ってビート感を強調する」

トラックにアナログテイストを加え、暖かみを出す
バーチャルドラム音源をブレイクビーツに差し替える
ブレイクビーツを組み替えて自分のグルーブを作り出すテクニック
EQ+エンハンサーでボーカルの“ヌケ”を作り出す

第6回 2015年2月号



<上奥まいこ POP女性ボーカル>
 「ミックスの組み立て」

打ち込みベースのMIDIトラックに“空ピック”を加えてグルーブ感を生み出す
楽器同士がぶつからないようスッキリとした配置、積み上げをする
楽曲の顔となるEGをより印象的に作る

第7回 2015年3月号



<BabuDollSymphony ビジュアル系バンド>
 「作り手の世界観をミックスでいかに補完するか」

オーディオデータからMIDIデータを作成し、バーチャルドラムに差し替える
ゴーストを含んだスネアトラックにコンプを強くかける時の対処法
ボーカルに装飾的な色合いを付加
シーケンスのアタックを強調して楽曲の世界観を補完する
アンプ録りしたトラックに更にアンプシミュレーターをかけて倍音と芯を作り出す

第8回 2015年4月号



<iNtELogiQ バンドサウンド>
 「ミックスの醍醐味」

通し弾きしたベーストラックのソロパートを別トラックに分けて処理
ボーカルを曲の展開に合わせてディレイ等で彩りを添えるテクニック
ミックスイメージを素早く現実化するために